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イベント

[イベント報告] 夏休み親子おくすり教室 2015年8月22日レポート


2015年8月22日、大阪市の少彦名神社にて「夏休み親子おくすり教室」が開催されました。当イベントは、少彦名神社と大阪家庭薬協会、治験のインクロムが企画したものです。10組の親子が参加し、子ども達の元気な笑顔が溢れる一日でした。

座学:目の健康について
ロート製薬の社員の喜田富造先生(薬剤師)による「目の健康について」では、ゲームやスマホの凝視、外でも紫外線にさらされ、子どもでも意外と疲れている、目の健康を守るお話です。眼球の大きやまばたきと涙の働き、目薬の正しいさし方など、知っているようで知らなかったことが一杯で、子どもも保護者も興味津々の様子でした。


お祓いと記念撮影
参加者の健康のため、お祓いの時間を持ちました。少彦名神社・宮司の別所俊顕氏より参加者へのご挨拶の言葉をいただいた後は、記念撮影です。
神社公認のキャラクターである、くすりの神様「神農さま」が登場すると、お子様だけでなく保護者からも「わぁ」と喜びの声があがりました。



体験学習:オリジナル薬膳ドリンクづくり
NHKの番組で生姜博士として「ウルトラ生姜」を紹介するなど、漢方・薬膳の中でも特に生姜に造けいの深い田部昌弘先生(薬学博士/大阪家庭薬協会顧問)より、中国から日本へ渡った漢方薬が広く一般に普及した薬の歴史や、薬膳の考え方について学びました。
そして子ども達は別室へ移動して「薬膳ドリンクづくり」体験へ。グループごとに食効を考えて相談しながら使う食材を選び、オリジナル薬膳ドリンクをつくります。子ども達は和気あいあいと作業をしながら、できたてのドリンクの味見をして、ドリンクシートに食材の分量、気づいたことなどを書き込みました。

座学:薬膳講座&自由研究のまとめ方
子ども達が体験学習の間、保護者にはひきつづき田部先生による座学「お母様のための薬膳講座」と「夏休み自由研究のまとめ方」の時間です。
薬膳食材の中でも生姜はよく知られていますが、「体を温めるつもりで、実は体を冷やしている」生姜の特性や、夏休みの自由研究として子どもが興味を持ったことをどう“研究”の形に落とし込むかをレクチャーされました。
また、ティーブレイクでは、薬膳講座でも紹介されたウルトラ生姜入りの紅茶がふるまわれ、参加者同士や講師やスタッフとも話が弾んでいました。



神農さまが登場! 修了証書授与
修了証書授与式では、くすりの神様・神農さまが再登場し、境内で記念撮影した写真入りの修了証書が子ども達一人ひとりに手渡されました。
教室終了後もロビーでは、神農さまが子ども達と一緒に写真を撮ったり握手したりと元気な笑顔あふれる一日でした。また、この日は「くすりの道修町資料館」も、開園時間を通常より延長し、希望者にご見学いただきました。


大阪・茨木市からお越しの薮田有紀さんは「以前は製薬会社に勤めていたこともあり、私自身も興味があったのですが、小学生の姪にも健康や薬のことに興味を持ってほしいと思って」申し込んだそうです。
姪の新田七海さん(小6)は「特に興味深かったのは、目の話。涙と眉毛・まつ毛の働きの話」。「ドリンクは思ったより美味しかったです。混ぜたとき、すごい色に変わって少し心配だったけど」。
実は薬膳ドリンクづくり体験では、七海さんは少し味見をしてはドリンクシートに書き、水を飲んで、また味見して書き……と、じっくりと自分の考えをまとめるような姿が印象的でした。そんな姿勢は、薮田さんの願いどおり、健康や薬に関心を持ってその道に進むかもしれない、そんな片鱗が伺えました。

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