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[イベント報告] 夏休み親子おくすり教室 8月23日レポート


2014年8月23日、大阪市の少彦名神社にて「夏休み親子おくすり教室」が開催されました。7月にも開催された同イベント、8月の今回は神事「献湯祭」の執り行われる日だったこともあり、参加者はまさに「くすりの町・道修町」の一日を満喫した様子でした。


座学:おくすりの歴史
田部昌弘先生(大阪家庭薬協会専務理事/薬学博士)による「おくすりの歴史」では、古代中国が日本に渡り、平安・鎌倉・室町・戦国時代、そして江戸時代へと時代を移します。くすりの町・道修町の歴史が始まったのは江戸時代ですが、その当時から売られ、今も私たちが使っている家庭薬が紹介されました。くすりの長い歴史に、子どもも大人も興味津々でメモを取りながら聞いていました。


体験学習:薬膳ドリンクづくり
座学の後は、子ども達だけで別室へ移動して体験学習です。「薬膳ドリンクづくり」では、引き続き田部先生に夏バテ対策の薬膳食材についての説明を受けました。
グループ作業は、はじめて会った同士、最初は少し緊張したようでしたが、2種類の薬膳ドリンクを試飲するころにはすっかり打ち解けていました。お互いに味の感想を言いながら、薬膳ドリンクシートに感想を書き込み、自由研究の準備に余念がありません。


体験学習:飴づくり
「飴づくり」は、“南天のど飴”の常盤薬品工業(大阪家庭薬協会)の社員指導で、オレンジ味の飴をつくりました。子ども達は軍手の上にゴム手袋をしてマスク装着、指導役も白衣と本格的な雰囲気に、子ども達の目も一層真剣に。材料を鍋に入れて火にかけ、温度管理をしながら作業は進められます。指導役の説明を聞きつつ、資料を見て「110℃度に下がるまで待つんだって」などと作業手順を確認する子もいました。

座学:大人の薬膳講座&自由研究のまとめ方
子ども達が体験学習の間、保護者達には少彦名神社・禰宜の別所俊顕氏による「少彦名神社とくすりの町・道修町」のお話と田部先生による「大人の薬膳」「夏休み自由研究のまとめ方」講座が行われました。
ティーブレイクで、薬膳講座で紹介された“ウルトラ生姜”入り紅茶がふるまわれると冷房で少し冷えていたお母さんも「あったまる~」。そこへ子ども達が合流すると、体験学習の話を楽しそうに話していました。

二見祥子さんは、「息子が薬に興味を持ってくれたらと思って。体験学習が楽しめそうと気軽な気持ちで参加したんです。私は、そのつきそい程度に考えて。でも思っていた以上に、あ、失礼ですね(笑)、息子も飴づくりが楽しかったと嬉しそうに戻ってきましたが、大人の私も、薬膳講座など興味深くためになることがいっぱいでした。自由研究のまとめ方もせっかくコツを習ったので、ホントはもう終わらせてたんですけど、今日ので、ぜひやってもらいたいくらい」とにっこり。
康弘くん(小5)も、お母さんの言葉を受けて「もうひとつやろうかな」と元気に答えてくれました。

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