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緑内障を知ろう!

緑内障の症状と進行

緑内障は自覚症状なく進行する

緑内障はほとんど自覚症状が現れません。急性緑内障の場合は急激に眼圧が上昇し、目の痛みや頭痛、吐き気などが現れますが、慢性緑内障の場合、ほとんど自覚症状がないまま病気が進行してゆきます。瞳の色の変化、また痛みや充血といった症状もなく、視力も病気の最終段階まで低下しないため、緑内障であることやその進行に気づかず、手遅れになる場合も少なくありません。
また、唯一の自覚症状は視野の一部に見えないところができること(視野欠損)ですが、目は常に動いており、また両目で見ているため互いの視野でカバーされてしまい、一部見えなくなっていることにも気づかないことがあります。
緑内障で一番怖いのは、放置している状態が続くこと。緑内障は徐々に進行し、最悪の場合は失明に至る病気です。現在では医療技術の発達により、高い確率で視覚障害の進行を防ぐことが可能ですが、それには早期発見・早期治療が前提となっています。

視野障害の進行イメージ

1.初期

目の中心をやや外れたところに暗点(見えない点)が現れます。両目で見ると視野がカバーされてしまうために、自分自身で異常に気づくことはほとんどない状態。

2.中期

暗点が拡大し、見えない範囲が広がり始めるが、この段階でも片方の目によって視界が補われるため、異常に気づかないことが多いです。症状が進むと、視界がぼやけ、両目で見てもかすみがかかったような状態になります。

3.末期

視野はさらに狭くなり視力も急激に低下。日常生活にも支障をきたすようになります。緑内障の進行に気付かず治療が遅れ、視野がほとんどなくなってしまった末期状態。さらに放置すると失明に至ります。

 

緑内障を知ろう!

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