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緑内障を知ろう!

緑内障とは

「緑内障」とは眼球の内圧(眼圧)が上昇し、健康な眼圧(健常眼圧)より高くなり視神経が障害されて視野が欠けていく病気です。初期には無症状なので発見が遅くなる傾向にあります。発見が遅かったり、治療が途切れたりすると失明の危険性があります。ほとんどが原因不明(原発性)ですが、近視が強かったり、家族に緑内障の方がいますと発症の危険性は増します。

眼圧と視神経

眼球を満たしている房水とガラス体の静水圧を「眼圧」といいます。眼圧は季節や時間帯、また房水の産生・流出状態などによって変化します。正常眼圧は10~20mmHgで、平均して16mmHgです。緑内障の場合、房水流出抵抗が増加するため異常に上昇します。しかし眼圧が正常でも、視神経が障害されることもあります。
眼圧は、網膜に受けた光刺激を脳に伝達する「視神経」の機能に大きな影響を与えます。視神経乳頭の強さには個人差があり、構造的に弱い場合は正常レベルの眼圧でも視神経が障害を受けてしまいます。眼圧と視神経乳頭の強さのバランスが崩れたときに発生する視神経の障害が進むと、緑内障になります。

房水の流れと眼圧

角膜や水晶体に栄養を供給する房水は、毛様体で産生され、後房から前房、隅角からシュレム官へと流れて排出されます。眼圧は房水の産生と排出のバランスによって正常に保たれています。

眼圧があがると

房水の産生・排出のバランスが崩れ、前房内に房水がたまると、眼圧が上昇して視神経乳頭が圧迫され、視神経に障害が起こります。

緑内障を知ろう!

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