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脂質異常症特集サイト/メディマグ. 脂質異常症

予防と対策のヒント

あなたは脂質異常になりやすい?チェック

あなたは脂質異常になりやすいタイプ?チェックリスト

家族や親類に脂質異常症の人がいる
肥満気味。特に中年になってから太ってきた
更年期を迎えた
糖尿病・腎臓病・ホルモンの病気にかかっている
高血圧である
肉や揚げ物、スナック菓子など脂っこい物をよく食べる
甘いものや乳脂肪製品(生クリームや洋菓子など)、果物が好き
仕事が忙しく、生活も不規則でストレスがたまりやすい
お酒をよく飲む
タバコを吸う

合計

※チェックした項目が多い人ほど、脂質異常症になる危険度は高くなります!

チェック項目が6個以上

すぐに病院で検診を受けましょう。

生活習慣の見直しから
  1. 喫煙が引き起こすリスク
    タバコのニコチンには中性脂肪や悪玉コレステロールの合成を促し、善玉コレステロールを減らしてしまう働きがあります。喫煙による一酸化炭素も中性脂肪や悪玉コレステロールを増やし、血栓を作りやすくしてしまいます。
    言うまでもなく、喫煙はガンやその他の生活習慣病の誘発要因です。1日もはやく禁煙することをおすすめします。
  2. 健康維持は毎日の運動から
    日常生活に最低限必要なだけしか身体を動かさないようでは、食べた分のカロリーは消費しきれず、余分なエネルギーは中性脂肪としてどんどん体内に蓄えられてしまいます。ウォーキングなど無理のない運動を行う、日常生活の中でこまめに身体を動かすなどしましょう。適度な運動を毎日することで中性脂肪を燃焼させることができるうえ、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させることができます。
  3. やっぱりよくない飲みすぎ
    アルコールは1g7キロカロリーとエネルギーが高く、飲み過ぎると中性脂肪を増加させることがわかっています。中性脂肪が高い人は禁酒がおすすめです。少しの量を飲む程度なら、善玉コレステロールを増やす効果がありますが、これも適量の範囲内で飲んでいればの話。日本酒なら1合、ビールは中瓶1本、ワインはグラス2杯、ウイスキーはダブルで1杯が1日の目安です。そして、週に2日は休肝日を設けましょう。
  4. 過食で1日に必要なエネルギーをオーバー
    脂質異常症を予防するには、中性脂肪やコレステロールを摂り過ぎないこと。単純ですが、食べ過ぎないことが一番効果的なのです。食事から摂るエネルギーを適量にすることで中性脂肪と悪玉コレステロールが減り、逆に善玉コレステロールを増やすことができます。また、アルコールは高カロリーなうえに食欲を増進させます。おつまみの食べ過ぎにも注意!
  5. 高脂肪分・糖分の摂り過ぎに注意
    脂肪の摂り過ぎはコレステロールの増加、糖分の摂り過ぎは中性脂肪の増加につながります。特にコレステロールの高い脂質異常症の場合では、体内の調節機能に乱れが生じているためにコレステロールを蓄積しやすくなっています。脂肪分や糖分の高い食品、インスタントラーメン、スナック菓子などは控え目に。
  6. ストレスは溜め込まない
    普段の生活の中でストレスが溜まると、交感神経が刺激され、副腎からアドレナリンなどのホルモンが多量に分泌されます。そうすると心拍が速くなり、血液中のコレステロールが増えてしまうことに。難しいことかもしれませんが、日頃からできるだけストレスを溜めないように心掛け、十分な睡眠や余暇でストレスを発散させるなどして、心身をリラックスさせましょう。
若いから脂質異常症なんて関係ない?!

「脂質異常症なんて、若いから心配する必要はない」なんて思っている人がいるかもしれません。昔と比べて食生活や生活スタイルが変わり、コンビニエンスストアやファストフード店が増えてきている現代では、年代に関係なくコレステロールの高い食品を口にしやすくなっています。スナック菓子やインスタント食品類も昼夜を問わず簡単に手に入り、外食や飲みに行くことばかりが多くなり、身体を動かす機会は減る一方です。

脂質異常症は、普段の生活習慣が密接に関係している病気です。若いうちから毎日の生活を見直し改善することが、いちばんの予防策になります。

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