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健康コラム

今年の冬至は12月21日。皆でかぼちゃを食べよう!

だんだんと日が落ちるのが早くなり、夜が長くなってきました。一年のうちで最も昼が短く夜が長い日を冬至といい、昔からかぼちゃを食べる習慣があります。今年の冬至は12月21日。栄養たっぷりのかぼちゃをおいしく食べましょう。

 

冬至ってどんな日?

一年のうちでもっとも太陽の出ている時間が短い日を冬至といいます。つまり昼が短く夜の長い日ですね。冬至は太陽が昇る位置が一年の中で最も低くなるため、日が暮れるのも早いのです。日本では、昔から冬至にかぼちゃを食べる風習があります。栄養が豊富なかぼちゃを食べて、寒い冬を元気に過ごしましょう。

 

栄養豊富なかぼちゃをおいしく食べよう!

かぼちゃに含まれる栄養素

かぼちゃにはたくさんの栄養が含まれています。βカロチンをはじめ、食物繊維、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2など。実の部分だけでなく、皮やワタにもたくさんの栄養がつまっています。

◇βカロチン……かぼちゃの色のもとにもなっているβカロチンは、体内でビタミンAに変化します。ビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保つほか、免疫力をアップし風邪や生活習慣病の予防にも効果的だと言われています。

◇食物繊維……お通じを良くしてくれる食物繊維。その他にも実は虫歯を予防したり、血圧やコレステロール値を下げたりする効果もあります。肥満・成人病予防等健康に欠かせない成分です。

◇ビタミンC……美肌効果が期待できる栄養素。風邪の予防やガンの予防にも効果があります。

◇ビタミンB1……疲労回復に効果があるビタミンB1。イライラをしずめる効果もあります。

◇ビタミンB2……体の発育を促進する栄養素。生活習慣病を予防するとも言われています。口内炎や口角炎ができたときは、ビタミンB2不足を疑いましょう。

かぼちゃをおいしく食べるには

かぼちゃを選ぶときは、ずっしりと重みのあるものを選びましょう。種が大きくしっかり詰まっていて、ワタの部分が湿っているかぼちゃがおすすめです。
かぼちゃは硬くて切るのに苦労しますが、一度電子レンジにかけると柔らかくなるので試してみてください。
かぼちゃの甘みを生かした煮物はもちろん、栄養豊富な皮の部分を千切りにしてきんぴら風にするのもおすすめ。種はよく干した後にフライパンで炒るとおいしいですよ。

 

おすすめかぼちゃレシピ

メディマグのかぼちゃレシピをご参照ください!

鶏と野菜のひんやり煮物
  

かぼちゃのミルク煮
  

 

かぼちゃ豆知識…「ハロウィンのかぼちゃはカブだった!?」

最後に、ちょっと意外なかぼちゃの豆知識をひとつ。
ハロウィンと言えば、かぼちゃをくり抜いたジャック・オー・ランタンが有名ですが、これはもともとカブだったと言われています。祭の発祥地であるアイルランドではカブが使われていたのですが、祭の文化がアメリカへ伝わったとき、当時アメリカではカブが栽培されていなかったので、かぼちゃに変わったのだとか。

 

夜が一番長いと同時に、その日を境に昼間の時間が長くなっていく冬至。そんな特別な日には、栄養豊富なかぼちゃを食べて、冬を元気に過ごしましょう!